陸上攻撃機「深山」(G5N1)
昭和16年に完成した海軍最初の長距離用四発陸上機で、大きさはB-29級であったが性能は低調で、少数機が魚雷運搬用の輸送機として使われたにすぎない。
製作所 中島。
生産機数 7機。
【G5N1:参考データ】
機 名 | 陸攻「深山」 | 自 重(kg) | 20100 |
記号 | G5N1 | 搭載量(kg) | 8050 |
発動機数 | 四発 | 全備重量(kg) | 28150 |
主翼型式 | 中単 | 最大速度(km/h)/高度m | 227/4100 |
乗員数 | 7~10 | 上昇時間m/分秒 | 2000/5′17″ |
発動機名 | 護11 | 実用上昇限度(m) | 7450 |
発動機型式 | 空複星14 | 航続距離km(又は時間) | - |
離昇馬力 | 1850×4 | 機関銃または機関砲口径(mm)×数 (旋は旋回式)(他は固定式) |
20旋×2 7.7旋×4 |
第一速公称馬力/高度(m) | 1750/1400×4 | 爆弾(kg)×数 | (実際には輸送機として使用さる) |
第二速公称馬力/高度(m) | 1600/4900×4 | 設計所または主な生産会社 | 中島 |
全 幅(m) | 42.14 | 採用年度 | 昭和16(1941)試 |
全 長(m) | 31.02 | 連合軍側コードネーム | Litz |
主翼面積(㎡) | 201.80 | 備 考 | 少数試用機 |
【略語解説】
高単 | 高翼単葉、主翼を胴体の上に配置 |
低単 | 低翼単葉、主翼を胴体の下に配置 |
中単 | 中翼単葉、主翼を胴体の中位置に配置 |
複葉 | 主翼を胴体の上下に二枚配置 |
一葉単 | 上翼にくらべて下翼が極端に小さいもの |
発動機型式 | |
空 | 空冷式 |
水 | 水冷式 |
液 | 液冷式 |
星 | 星型 |
複星 | 複列(または二重)星型 |
V | V列型 |
W | W列型 |
直 | 直列型 |
数字 | 気筒数 |
- 最終更新:2014-11-05 21:47:12