局地戦闘機「紫電改」(N1K2-J)

 中翼の「紫電」を低翼に改造した高性能機で評判良く、戦争末期の防空戦に活躍したが生産が続かず、期待されながら終戦をむかえた。フィリピンおよび内地防空の活動で知られ、米軍にも零戦の代替機として注目されていた。

 局戦としては最高傑作機に属し、「信濃」級空母の艦上機として使用することも予定されていた。

 製作所 川西、愛知。生産機数 416機。



【局地戦闘機「紫電改」二一型】
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【NIK2-J:参考データ】
機  名 局戦「紫電改」 自 重(kg) 2897
記号 NIK2-J 搭載量(kg) 1003
発動機数 単発 全備重量(kg) 3900
主翼型式 低単 最大速度(km/h)/高度m 315/5900
乗員数 1 上昇時間m/分秒 6000/7′50″
発動機名 誉21 実用上昇限度(m) 12100
発動機型式 空複星18 航続距離km(又は時間)
離昇馬力 1990 機関銃または機関砲口径(mm)×数
(旋は旋回式)(他は固定式)
20×4
第一速公称馬力/高度(m) 1850/1750 爆弾(kg)×数 250×2
第二速公称馬力/高度(m) 1625/6100 設計所または主な生産会社 川西
全 幅(m) 12.00 採用年度 昭和19(1944)
全 長(m) 8.885 連合軍側コードネーム George
主翼面積(㎡) 23.50 備  考 「紫電」から発達、低翼となる


【略語解説】
高単 高翼単葉、主翼を胴体の上に配置
低単 低翼単葉、主翼を胴体の下に配置
中単 中翼単葉、主翼を胴体の中位置に配置
複葉 主翼を胴体の上下に二枚配置
一葉単 上翼にくらべて下翼が極端に小さいもの
発動機型式
空冷式
水冷式
液冷式
星型
複星 複列(または二重)星型
V V列型
W W列型
直列型
数字 気筒数




  • 最終更新:2014-11-04 04:53:09

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