九七式戦闘機(キ-27)

 陸軍最初の低翼単葉制式戦闘機で、海軍の九六式艦戦とともに、日華事変の中頃から、世界無比の軽快敏速な運動性を誇った。

 本機が参加した最初の空中戦は、第一次及び第二次ノモンハン事件で、ソ連製のイ-15、イ-16戦闘機を相手に大戦果をあげ、一躍世界的な名声を博した。

 その後、陸軍戦闘機部隊の主力として、中国大陸各地において大いに活躍し、太平洋戦争の初期には、マレー、フィリピン、ビルマなどにも遠征し、初期の米英植民地空軍を相手に、「隼」戦闘機が主力となるまで、その役割を果たした。

 太平洋戦争中頃では、低馬力固定脚のために速度が不足し、間もなく第一線から退いた。本機を複座に改造した二式戦闘練習機(キ-79)は、終戦近くまで満州で生産された。

製作所 中島、立川飛行機、満州飛行機(二式戦闘練習機)。
生産機数 九七戦のみ2,079機。


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【参考データ】
機  名 九七式戦 自 重(kg) 1110
記号 キ-27 搭載量(kg) 680
発動機数 単発 全備重量(kg) 1790
主翼型式 低単 最大速度(km/h)/高度m 470/3500
乗員数 1 上昇時間m/分秒 5000/5'20"
発動機名 ハ-1乙 実用上昇限度(m) 12500
発動機型式 空星9 航続距離km(又は時間) 627
離昇馬力 210 機関銃または機関砲口径(mm)×数
(旋は旋回式)(他は固定式)
7.7×2
第一速公称馬力/高度(m) 780/2900 爆弾(kg)×数 25×4
第二速公称馬力/高度(m) 設計所または主な生産会社 中島
全 幅(m) 11.31 採用年度 昭12
全 長(m) 7.53 連合軍側コードネーム Nate
主翼面積(㎡) 18.56 備  考 陸軍最初の制式低翼単葉戦闘機


  • 最終更新:2014-11-04 01:00:25

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