一式戦闘機「隼」(キ-43)

 海軍の零戦に相当する太平洋戦争中頃までの陸軍の代表的な征空戦闘機。

 開戦と同時に「隼」を主力とする各戦隊は、マレー、ビルマ、パレンバン、ジャワの作戦に参加し、敵のブリュスター"バッファロ"戦、ホーカー"ハリケーン"戦、およびロッキード"ハドソン"哨爆などを圧倒した。

 昭和17年5月、飛行第64戦隊の戦隊長加藤建夫中佐は、本機によるアキャブ攻撃で英ブリストル"ブレニム"爆撃機との交戦で戦死した。

 その後レイテ剪断掩護、ラバウル航空戦に参加し、戦局の変化に従って戦線を比島(フィリピン)付近に縮小し、終戦時には250㎏爆弾を装備して、特攻機としても参加した。

 戦争の全期間にわたって、最も長く、最も多く使われた陸軍の戦闘機として有名である。


 【主な交戦機】
 ハリケーン戦、スピットファイア戦、バッファロ戦、P-40戦、P-36戦、P-38戦、P-47戦、P-51戦、F4F戦、ハドソン哨爆、ボーファイター攻、モスキート爆、ブレニム爆、B-24爆、B-25爆、B-17爆。


 製作所中島、立川、陸軍航空工廠。生産機数 5、751機。


【キ-43-Ⅰ】
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【キ-43-Ⅱ】
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【キ-43-Ⅰ:参考データ】
機  名 一式戦「隼」 自 重(kg)
記号 キ-43-Ⅰ 搭載量(kg)
発動機数 単発 全備重量(kg) 1950
主翼型式 低単 最大速度(km/h)/高度m 495/4000
乗員数 1 上昇時間m/分秒 5000/5′30″
発動機名 ハ-29 実用上昇限度(m)
発動機型式 空複星14 航続距離km(又は時間)
離昇馬力 950 機関銃または機関砲口径(mm)×数
(旋は旋回式)(他は固定式)
12.7×2
第一速公称馬力/高度(m) 1000/4100 爆弾(kg)×数
第二速公称馬力/高度(m) 設計所または主な生産会社 中島
全 幅(m) 11.50 採用年度 昭和16(1941)
全 長(m) 8.85 連合軍側コードネーム Oscar
主翼面積(㎡) 22.00 備  考 陸軍最初の制式引込脚戦闘機、制空用戦闘機


【キ-43-Ⅱ:参考データ】
機  名 一式戦「隼」 自 重(kg) 1975
記号 キ-43-Ⅱ 搭載量(kg) 615
発動機数 単発 全備重量(kg) 2590
主翼型式 低単 最大速度(km/h)/高度m 515/6000
乗員数 1 上昇時間m/分秒 5000/6′20″
発動機名 ハ-115 実用上昇限度(m) 10500
発動機型式 空複星14 航続距離km(又は時間) 1100~2200
離昇馬力 1130 機関銃または機関砲口径(mm)×数
(旋は旋回式)(他は固定式)
12.7×2
第一速公称馬力/高度(m) 1100/2850 爆弾(kg)×数 250×2
第二速公称馬力/高度(m) 980/6000 設計所または主な生産会社 中島
全 幅(m) 10.84 採用年度 昭和17(1942)
全 長(m) 8.92 連合軍側コードネーム Oscar 
主翼面積(㎡) 21.40 備  考 同上改造型性能向上


  • 最終更新:2014-11-04 02:41:52

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