フォッカー式輸送機

 昭和4年、日本航空輸送株式会社が立川を起点として初めて本格的な航空輸送を開始した時、その使用機としてアメリカからフォッカー"スーパーユニヴァーサル"(乗員2名乗客6名)を購入したが、同機はその後、中島で多数国産化され、日本における昭和初期の代表的な旅客輸送機となった。

 陸軍でも満州事変以来、これを輸送機として採用し、特にフォッカー型患者輸送機として重用し、その最後の型は満州および内地で終戦まで使われた。同型機に機上作業練習機(キ-6)があり、九五式二型練習機といわれた。

 製作所 中島。



【九五式二型練習機】
95shiki_2gata.jpg

  • 最終更新:2014-11-04 03:22:38

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