九九式高等練習機(キ-55)
九九高練といわれた特徴のある低翼単葉機で、九五式一型から実用機に進む中間過程の練習機として広く使用された。
機体は九八式直協機と同型で、射撃訓練のための武装をもっていた。これも最後には、特攻機として華々しい最後を飾ったものがある。
製作所 立川。
【キ-55:参考データ】
機 名 | 九九式高練 | 自 重(kg) | 1252 |
記号 | キ-55 | 搭載量(kg) | 388 |
発動機数 | 単発 | 全備重量(kg) | 1640 |
主翼型式 | 低単 | 最大速度(km/h)/高度m | 349/2000 |
乗員数 | 2 | 上昇時間m/分秒 | 3000/6′39″ |
発動機名 | ハ-13甲 | 実用上昇限度(m) | 8150 |
発動機型式 | 空星9 | 航続距離km(又は時間) | - |
離昇馬力 | 510 | 機関銃または機関砲口径(mm)×数 (旋は旋回式)(他は固定式) |
7.7×旋1 |
第一速公称馬力/高度(m) | 470/1700 | 爆弾(kg)×数 | - |
第二速公称馬力/高度(m) | - | 設計所または主な生産会社 | 立川 |
全 幅(m) | 11.80 | 採用年度 | 昭和14(1939) |
全 長(m) | 8.00 | 連合軍側コードネーム | Ida |
主翼面積(㎡) | 18.10 | 備 考 | 九八式直協偵察機と同型 |
【略語解説】
高単 | 高翼単葉、主翼を胴体の上に配置 |
低単 | 低翼単葉、主翼を胴体の下に配置 |
中単 | 中翼単葉、主翼を胴体の中位置に配置 |
複葉 | 主翼を胴体の上下に二枚配置 |
一葉単 | 上翼にくらべて下翼が極端に小さいもの |
発動機型式 | |
空 | 空冷式 |
水 | 水冷式 |
液 | 液冷式 |
星 | 星型 |
複星 | 複列(または二重)星型 |
V | V列型 |
W | W列型 |
直 | 直列型 |
数字 | 気筒数 |
- 最終更新:2014-11-04 03:35:36