三式指揮連絡機(キ-76)
ドイツのフイゼラー"シュトルヒ"のような高翼単葉の低速機で、不整地からの短距離滑走による離着を主眼とした。
陸軍護送空母「秋津丸」などに搭載されて、対潜哨戒にあたったこともある。生産は少数機。
製作所 国際航空。生産機数不明。
【キ-76:参考データ】
機 名 | 三式指揮連絡 | 自 重(kg) | 1110 |
記号 | キ-76 | 搭載量(kg) | 430 |
発動機数 | 単発 | 全備重量(kg) | 1540 |
主翼型式 | 高単 | 最大速度(km/h)/高度m | 178/S.L. |
乗員数 | 3 | 上昇時間m/分秒 | - |
発動機名 | ハ-42B | 実用上昇限度(m) | 530 |
発動機型式 | 空星9 | 航続距離km(又は時間) | 750 |
離昇馬力 | 310 | 機関銃または機関砲口径(mm)×数 (旋は旋回式)(他は固定式) |
7.7旋×1 |
第一速公称馬力/高度(m) | - | 爆弾(kg)×数 | - |
第二速公称馬力/高度(m) | - | 設計所または主な生産会社 | 国際 |
全 幅(m) | 15.00 | 採用年度 | 昭和18(1943) |
全 長(m) | 9.60 | 連合軍側コードネーム | Stella |
主翼面積(㎡) | 29.40 | 備 考 | 狭小地からの離着陸を目的として独フィゼラー・ストルヒを参考に設計 |
【略語解説】
高単 | 高翼単葉、主翼を胴体の上に配置 |
低単 | 低翼単葉、主翼を胴体の下に配置 |
中単 | 中翼単葉、主翼を胴体の中位置に配置 |
複葉 | 主翼を胴体の上下に二枚配置 |
一葉単 | 上翼にくらべて下翼が極端に小さいもの |
発動機型式 | |
空 | 空冷式 |
水 | 水冷式 |
液 | 液冷式 |
星 | 星型 |
複星 | 複列(または二重)星型 |
V | V列型 |
W | W列型 |
直 | 直列型 |
数字 | 気筒数 |
- 最終更新:2014-11-04 03:41:22